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葬儀費用は誰が負担する?

決して高くはない葬儀費用。
葬儀が一段落し、いざ葬儀社への支払いになったとき、「あれ、葬儀にかかったお金っていったい誰が出すの……?」
葬儀費用は誰が負担するのかについてまとめました。

一般的には喪主が支払うことが多い

葬儀は誰が行うべき(誰が喪主になる)なのでしょうか。また、葬儀費用はいったい誰が負担しなければいけないのでしょうか。

実は、法律上では特に規定はありません。
ですので、ご家族で話し合って決めたり、その地方の慣習にしたがって決めることになります。

実際のところ、葬儀費用は喪主をされた方が支払うことが一般的です。
葬儀費用の裁判においても、葬儀にかかる費用はその葬儀を主宰した人が負担するという判例も出ています。(平成24年3月29日名古屋高裁の判決による)

相続財産の中から支払うという考え方も

その一方で相続された財産の中から支払うという考え方もあります。

葬儀費用は相続財産の中から支払われるものだという判例もあります。(昭和51年11月25日大阪家裁の審判による)

そして葬儀の際に集まった香典は、遺族の負担を軽くすることを目的に、葬儀費用の一部を負担するものと考えられています。

つまり葬儀費用は、まず集まった香典で賄ったうえで、その不足分は相続財産の中で支払う。
それでも足りない場合は相続分に応じて負担する(相続債務)という考えもあるようです。

もちろんお互いが合意すれば誰が払ってもよい

とはいえ、法律上の規定がないということであれば、さまざまな考え方があるということになります。
喪主の方が払ってもかまいませんし、親族の方々の合意がとれれば、他の方が払ったり、それぞれが負担しあうのも何ら問題はありません。

まずはご遺族のあいだで納得がいく話し合いをすることが不可欠です。もし葬儀費用を誰が払うかについて、折り合いがつかずトラブルになることがあれば、弁護士に相談するのがよいでしょう。

 

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